ルペン氏勝利でもフランスのユーロ離脱はない-大統領選で各行が予想

  • 仏とユーロ圏周辺国からの資金逃避は引き起こすだろうとコメルツ銀
  • 6月の議会選で国民戦線が過半数得る可能性ほぼないとバークレイズ

フランスの大統領選挙結果がどうなろうと、同国がユーロの通貨同盟を離脱するリスクが高まることはないだろうと、大半のアナリストらはみている。

  反ユーロのルペン氏が5月7日の決選投票で勝利する可能性は低く、仮に当選しても6月の議会選挙で同氏の国民戦線(FN)が過半数を得る可能性はほとんどないと、バークレイズやウニクレディトが予測。議会での強い支持基盤がなくてはユーロ離脱の国民投票を実現させる力は限られると、大半の通貨ストラテジストやエコノミストは分析している。

  ただ、ルペン氏勝利の可能性はゼロではなく、その場合フランスとユーロ圏の周辺国からの資金逃避を引き起こすだろうとコメルツ銀行は予想する。また、クレディ・アグリコルとモルガン・スタンレーはユーロ売りを勧めている。政治リスクへの懸念からユーロは先週対ドルで1.5%下落した。

原題:Even a Le Pen Win Won’t Be Enough to Break Up Euro, Banks Say(抜粋)

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