米ブラックロックはバンク・オブ・アメリカ(BofA)とともに、市場関係者らが3月米利上げの可能性に見切りを付けるのをためらうような警告を発している。

  ブルームバーグのデータによると、フェデラルファンド(FF)金利先物の動きは投資家が3月の0.25ポイント利上げの確率を約30%と予想していることを示している。しかしブラックロックのグローバル債券最高投資責任者(CIO)、リック・リーダー氏にとっては、その確率は50%に近づいている。

  BofAは、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が来週の議会証言の場を利用して市場関係者らに3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合は政策変更の可能性のある「ライブ」な会合だとの考えを植え込むかもしれないと指摘する。

  リーダー氏は10日掲載のブログで、「当社のベースシナリオでは金融当局は来月利上げをしない可能性が高いのだが、3月利上げは依然として十分検討議題だ」とし、「米国経済に浸透してきているリフレ環境は、大方の予想よりも若干速いペースでの金利正常化につながる公算が大きい」と指摘した。

  FOMCは2016年12月の会合で政策金利を0.25ポイント引き上げて0.5〜0.75%のレンジとした。今回の景気拡大局面での利上げは15年12月に続いて2回目。同時に、17年中に予想する利上げ回数を3回と従来の2回から引き上げた。金利先物の動向は、少なくとも6月まで追加利上げはないというのが大方の見方であることを示している。

原題:BlackRock, BofA Warn Traders March Fed Meeting Might Turn Live(抜粋)

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