10日の米国株相場は続伸し、主要株価指数は再び最高値を更新した。トランプ米大統領が約束した法人税改革が材料視された。原油・商品相場の上昇でエネルギー株、素材株が押し上げられた。

  S&P500種株価指数は8.23ポイント(0.4%)上げて2316.10。ダウ工業株30種平均は96.97ドル(0.5%)高い20269.37ドル。ラッセル2000指数やナスダック総合指数を含め、主要株価指数は軒並み過去最高値を更新した。

  エネルギー株が前日に続いて大きく値上がりした。金融株は一時の下げを埋めて0.2%上昇。週間ベースでは3週連続上昇した。不動産株も下げから転じて0.6%上昇。S&P500種のセクター別でこの日下げたのは生活必需品だけだった。

  金融株が上昇に転じたきっかけは、金融業界に対して米連邦準備制度理事会(FRB)で最も厳しい目を光らせているタルーロ理事が4月5日前後に退任するというニュースだった。

  ルネサンス・マクロ・リサーチのエコノミスト、ニール・ダッタ氏はタルーロ理事退任のニュースが流れた直後、「銀行株を買おう」と顧客へのリポートで呼びかけた。

原題:U.S. Stocks Climb to Records as Oil Stocks Gain With Commodities(抜粋)
Financial Stocks Spike on Fed Regulatory Chief’s Plan to Resign

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