10日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が続伸。石油輸出国機構(OPEC)の減産順守率が過去最高の90%に達したことが、国際エネルギー機関(IEA)の月報で明らかになった。主要産油国のサウジアラビアは合意を上回る減産を実行した。一方で石油需要は予想以上に増加したことも分かった。

  USバンクでプライベート・クライエント・グループの地域投資マネジャーを務めるマーク・ワトキンス氏(ユタ州パークシティ在勤)は「OPECの順守率90%は実に明るい数字だ」と評価。「OPECの信頼性がここまで高くなったのは久しぶりだ。原油価格を支援することに真剣な姿勢が証明された」と述べた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は前日比86セント(1.62%)高い1バレル=53.86ドルで終了。週間では3セント上昇した。ロンドンICEの北海ブレント4月限は1.07ドル(1.9%)上昇の56.70ドル。

原題:Oil Jumps as IEA Sees Record OPEC-Cuts Compliance, Rising Demand(抜粋)

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