米スポーツ用品ブランド、アンダーアーマーのケビン・プランク最高経営責任者(CEO)がトランプ米大統領を称賛したことに対し、同社の広告塔を務めるスポーツ選手たちが反論している。

  プランクCEOがCNBCの番組でトランプ大統領は「米国にとってまさしく資産(Asset)だ」と発言したことを受けて、同社がスポンサー契約する有名スポーツ選手3人が反論した。プランクCEOはトランプ政権の米製造業評議会のメンバーの1人。

  全米プロバスケットボール協会(NBA)のスター選手であるステファン・カリー氏はマーキュリー・ニュースに対し、「もし資産の最後の2文字(et)を取り除けば同意する」と述べた。アンダーアーマーはカリー氏の名前をブランドにしたスニーカーを販売している。

  また有名バレリーナのミスティ・コープランド氏は9日、インスタグラムの投稿でプランクCEOの見解に反対した。コープランド氏は「トランプ大統領を支持したケビン・プランク氏の最近の発言内容には強く反対する」と述べ、「私のこれまでの経歴を支持してくれている人たちは、多様性と包括性の重要さについて私が決して黙っていることはないことを理解している」と述べた。

  「ザ・ロック」で知られるプロレスラー兼俳優のドウェイン・ジョンソン氏は9日、指導者とは人々に良い影響をもたらす存在であり「分断や解体」をもたらすべきではないと述べ、「プランク氏の発言は不和を起こす内容であり認識が甘い」と述べた。

  こうした反論に対しホワイトハウスはコメントを拒否。アンダーアーマーは、プレスリリースで「当社は政治ではなく政策内容に関心を持っており、公正な取引、包括的な移民対策、税制改革を提唱する」との立場を示した。

原題:Now Under Armour Has a Trump Problem, Too(抜粋)

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