米銀モルガン・スタンレーは、ニューヨーク市マンハッタンのウェストサイドの再開発地域ハドソンヤーズに完成予定の超高層ビルへの移転を検討しており、米ブラックロックと同じビルに入居する可能性がある。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

  非公開情報であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、モルガン・スタンレーは「55ハドソンヤーズ」について、なお入手可能な約200万平方フィート(約18万5800平方メートル)のスペース購入の検討に入っている。関係者の1人によれば、同ビルは幾つかの候補の一つで、決定は差し迫っておらず、同行が最終的に動かない可能性もある。別の1人よると、交渉は昨年始まった。

モルガン・スタンレー
モルガン・スタンレー
Photographer: Mark Kauzlarich/Bloomberg

  モルガン・スタンレーの広報担当者セイラ・ヒギンズ氏は、「われわれはワークスペース改善に向け可能なオプションを定期的に見直している。現在のオフィススペースのアップグレードを継続するプランを検討するに当たり、取り得る選択肢について極めて初期段階の評価を行っているところだ。決定に至るには長い時間を要すると考えている」と説明した。

  世界最大の資産運用会社である米ブラックロックは、22年に完成を予定するこの高層ビルの15のフロアにわたり85万平方フィートのスペースをリースする契約趣意書に昨年サインした。

原題:Morgan Stanley Said to Consider Moving to New Hudson Yards Tower(抜粋)

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