米国の原油在庫が増えても世界の原油市場が均衡を取り戻す妨げにはならない。米銀ゴールドマン・サックス・グループはこうみている。

  同行は8日のリポートで、北海ブレント原油がルイジアナ・ライト・スイート(LLS)など米国産原油に比べ割安となっており、米国の輸入急増が原油在庫を押し上げていると説明。ただ石油輸出国機構(OPEC)を中心とする産油国の減産合意が対米輸出に影響を及ぼし始めれば、こうした状況は解消されると予想している。

  同行のダミアン・クーバリン氏らアナリストは、「最近の過剰在庫が、原油在庫が徐々に減るとのわれわれの見通しを覆すことはないとみている」と記し、米国外の世界市場は「すでに逼迫(ひっぱく)の兆しを実際に示している」と指摘した。米エネルギー情報局(EIA)の統計では、先週の原油在庫が昨年5月以来の高水準に増加した。

原題:Goldman Stands by Oil Forecast in Face of U.S. Import Flood (1)(抜粋)

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