9日の米国債は下落。トランプ米大統領が2-3週間以内に税制について発表すると述べたことから、この日はドルと株が上昇した。

  午後に入ると四半期定例入札の30年債入札(150億ドル)が実施された。入札前に同年債利回りは3%を上回った。ニューヨーク時間午後5時現在の30年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 上昇して3.00%。10年債利回りは8bp上げて2.40%。

  トランプ大統領の税制に関する発言を手掛かりに、市場では6月までの米利上げ確率が上昇した。

  入札結果によると、最高落札利回りは3.005%。締め切りの午後1時の同年債利回りは3.007%だった。プライマリーディーラー(政府証券公認ディーラー)の落札に占める割合は28.9%。過去4度の30年債四半期入札の平均値は31%となっている。外国の中央銀行や投資信託を含む間接入札者の落札が低下した一方で、直接入札者は増加した。

  朝方はフランスの大統領選挙戦に伴う政治的リスクが一段と後退したことが米国債利回りを押し上げた。

  5年債と30年債の利回り差は約1bpスティープ化して115bp付近。過去2営業日で5.6bpフラット化していた。

  セントルイス連銀のブラード総裁の発言後に同利回り差は116bpとなった。ブラード総裁は「政策金利が引き上げられたことから、連邦公開市場委員会(FOMC)は再投資の終了、ないしバランスシートの規模縮小をより容認しやすい状況にあるかもしれない」と述べた。

原題:Treasuries Fall After Trump Says Tax Plan Coming Soon(抜粋)

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