9日の欧州株式相場は3日続伸。指標のストックス欧州600指数は2週間ぶり高値で引けた。フランスの銀行ソシエテ・ジェネラルの利益が予想を上回ったことを手掛かりに銀行株が買われた。石油・ガス株の上げも目立った。

  ストックス600指数は前日比0.8%高の366.79で終了。これは終値ベースで1月26日以来の高値。銀行株指数は1.3%上昇。トランプ米大統領は規制を緩和し画期的な税制改革案を発表すると約束した。ストックス600は1月26日の今年の高値を依然として3.1%下回っている。欧州の政治リスクをめぐる懸念が背景にある。

  石油・ガス指数は4営業日ぶりに上昇。原油が値を戻したほか、仏石油会社トタルの四半期利益が予想を上回ったことが好感された。ソシエテ・ジェネラルは2.3%上昇。仏国内のコンシューマーバンキング部門の好調が寄与し、10-12月期の利益が予想を上回った。

  CMCマーケッツの主任市場アナリスト、マイケル・ヒューソン氏はリポートで、欧州企業の決算は比較的堅調なものの、域内の株式相場は年初からあまり回復していないとし、「投資家らはフランスとドイツ、オランダの政情とイタリア銀行問題および同国の総選挙の可能性、ギリシャ問題について見極めようとしている」と指摘した。

原題:European Stocks Rise to Two-Week High on Banks, Oil Companies(抜粋)

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