9日の欧州債市場ではギリシャ国債が今週3日目の下落。2年物国債利回りは10%を上回った。同国債務の持続可能性をめぐる債権者間の意見相違で、支援策をめぐる検証作業が行き詰まっていることが背景にある。ユーロ圏の財務相らはこの日にブリュッセルでこの問題を協議する構えだが、直ちには状況が打開しない見通し。

  2019年償還債の売り気配と買い気配の利回り差であるビッド・アスク・スプレッドは、約50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)となっている。

  バンク・ピクテ(ジュネーブ)のシニアエコノミスト、フレデリック・デュクロゼ氏は、ボラティリティについて「継続中のプログラム検証で合意がまとまるまで低下する根拠はない」とし、「最近の論調は時間がかかることを示唆している」と語った。

  ロンドン時間午後4時30分現在、ギリシャの2019年債利回りは69.4bp上昇の10.06%。ギリシャ株の指標であるアテネ総合指数は一時1%余り下げ、昨年11月以来の安値に沈んだ。

  一方、欧州債の指標とされるドイツ10年債利回りは1.5bp上げ0.31%となった。

原題:Greek Two-Year Bond Yield Crosses 10% Amid Creditor Dispute(抜粋)
Euro-Area Government Bonds End-of-Day Curves and Cross Spreads(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE