ドイツのコメルツ銀行の昨年10-12月(第4四半期)決算は、前年同期比で5.2%の減益となった。リスクの高い融資の引当金が急増したことが響いた。

  9日の発表によると、純利益は1億8300万ユーロ(約220億円)と、前年同期の1億9300万ユーロから減少。ブルームバーグがまとめたアナリスト7人の予想平均では1億7030万ユーロの利益が見込まれていた。貸倒引当金は2億9000万ユーロ。前年同期は1億1200万ユーロだった。

  マルティン・ツィールケ最高経営責任者(CEO)は低金利と規制強化の影響に対応するため、9600人を削減するほか、配当を停止し、証券トレーディング事業を縮小するなどの計画を昨年9月に発表。世界的な金融危機の際に政府の救済を受けて以来の大改革に乗り出した。同CEOは個人・法人顧客に焦点を絞りつつあり、向こう4年でリテール部門の顧客ベースを200万人増やす方針を表明している。

原題:Commerzbank Profit Falls 5.2% on Jump in Risky Loan Provisions(抜粋)

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