中国の1月の乗用車販売は約1年ぶりに前年水準を下回った。小型車減税で税率が低く抑えられていた昨年までの反動が出たほか、春節(旧正月)連休のために営業日数が少なかったことが響いた。

  全国乗用車市場情報連合会(乗連会)が9日発表した1月の乗用車販売は前年同月比9.8%減の212万台と、昨年2月以来のマイナスとなった。今年の春節連休は1月27日からの1週間だった。消費者が小型車減税を生かそうと購入を活発化させたため、2016年の販売台数は3年ぶりの大幅増となったが、1月はショールームを訪れる人の伸びも鈍った。

  特にセダンの需要が弱く、トヨタ自動車や日産自動車の販売の重しとなった。セダンは18%減少。これに対し、スポーツ型多目的車(SUV)は6.9%増と、カテゴリー別で唯一増加した。

  中国は販売押し上げを図って、小型車に対する税率を従来の半分の5%に引き下げる措置を昨年まで導入。減税措置自体は延長したものの、今年からは税率を7.5%に引き上げた。中国自動車工業協会(CAAM)は17年の国内自動車販売台数を前年比5%増と予想している。昨年は同13.7%増だった。

原題:China Car Sales Fall 9.8% After Tax Increase, Lunar New Year (1)(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE