米銀ウェルズ・ファーゴは、ティム・スローン最高経営責任者(CEO)ら上級幹部向け2016年分ボーナスの支給を見送る可能性が高い。こうした方針について説明を受けた関係者が明らかにした。昨年発覚した無断口座開設をめぐる不祥事で同行の業績と株価は低迷した。

  関係者が非公開情報だとして匿名を条件に述べたところによれば、ウェルズ・ファーゴの取締役会はこの方針を1月下旬に協議しており、今月末までに決定する見込みだ。

  スローンCEOのほか、ジョン・シュルーズベリー最高財務責任者(CFO)を含む最高幹部が対象となる公算が大きい。賞与支給見送りは経営責任を問うものだが、特定の不正行為の判明を反映させるものではないとしている。不祥事発覚後、当時のCEOが昨年10月に辞任しているが、スローンCEOとシュルーズベリーCFOは不正行為を一切問われていない。

  取締役会における協議内容は米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が8日、先に報じていた。ウェルズ・ファーゴ広報担当のオスカー・スリス氏はコメントを控えた。

原題:Wells Fargo Said Likely to Withhold Bonuses for Top Executives(抜粋)

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