米上院本会議は8日、ジェフ・セッションズ上院議員(共和、アラバマ州)の司法長官就任を承認した。採決前の論戦中、上院共和党はエリザベス・ウォーレン上院議員(民主、マサチューセッツ州)の議論参加を禁じた。

  採決は賛成52、反対47。民主党はセッションズ氏(70)の指名承認を遅らせる戦術に出て、共和党との激しい論争は30時間時間余り続いたが、結局、指名を覆すことはできなかった。

  採決に先立つ論戦で民主党は、セッションズ氏がトランプ氏から十分な独立性を保つこともなく選挙権や市民権の保護を怠るだろうと主張。共和党は、セッションズ氏は法律の執行を政治よりも優先させるだろうと反論した。

  両党の論戦中、ウォーレン議員は1960年代に公民権運動を率いた故マーティン・ルーサー・キング牧師の妻、故コレッタ・スコット・キングさんが1986年にセッションズ氏を非難した書簡を読み上げた。これを受け、共和党は議員への個人攻撃を禁止するルールに基づき、ウォーレン議員を議論に加われないようにする議案を可決した。

  セッションズ氏は1986年に連邦判事に指名されたが、人種差別的な発言や行動の疑いがあるとして上院の承認を得られなかった経緯がある。セッションズ氏はこうした疑惑を否定していた。

原題:Senate Confirms Sessions as Attorney General After Bitter Fight(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE