8日のロンドン金属取引所(LME)の銅相場は、他の金属と共に上昇。世界2大銅鉱山からの出荷が滞るとの見通しが強まり、銅市場が世界的に供給不足に陥る恐れがある。

  ゴールドマン・サックス・グループのマックス・レイトン氏やジェフ・カリー氏を含むアナリストは8日、「銅は今後数カ月に供給不足局面に入り、価格が一段と押し上げられると予想している」と指摘。同行の6カ月の価格目標は引き続き1トン=6200ドルだが、この予想をめぐるリスクは上向き方向に偏っていると説明した。

  LMEの銅相場(3カ月物)は前日比1.7%高の1トン=5895ドルで終了。他の全ての主要工業用金属も値上がりした。

  銅はここ1年で25%余り上昇。中国からの持続的な需要や、トランプ米大統領が掲げるインフラ投資拡大と減税への期待が背景にある。英豪系BHPビリトンなどが運営するチリのエスコンディーダ鉱山でのストライキの可能性や、米フリーポート・マクモランがインドネシアで運営するグラスベルグ鉱山から未加工の銅の輸出が停止されたことで、価格上昇が続く公算が大きくなっている。

原題:Copper Jolted Higher as Threatened Disruptions Point to Deficit(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE