ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は9日、政策金利を過去最低の1.75%に据え置いた。またインフレ率は目標へと「緩やかに」回復するとした上で、金融政策は今後もかなりの期間、緩和的になるとの見通しを示した。

  ウィーラー総裁は金融政策決定後、「国際的な見通しを中心に多くの不確実性が残る。政策をそれに応じて調整する必要があるかもしれない」と指摘した。

  同国経済は3%を超える成長を続けており、物価圧力を強めている。しかしウィーラー総裁はNZドルの一段高を恐れ、将来の利上げを示唆することに消極的なようだ。NZドルはこの1年で10%強上昇しており、インフレ率を目標レンジである1-3%の中央値2%へと回復させようとする同総裁の取り組みを妨げている。

  政策金利据え置きを受け、NZドルは下落。ウェリントン時間午前9時28分(日本時間5時28分)現在、1NZドル=0.7254米ドル。発表前は0.7305米ドルだった。

原題:RBNZ Sees Rates Staying at Record Low For Prolonged Period (1)(抜粋)

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