デンマークのビールメーカー、カールスバーグは中国の青島ビールの株式20%取得を検討している。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  情報が非公開だとして匿名を条件に話した複数の関係者によると、カールスバーグはアサヒグループホールディングスから青島ビールの株式を買い取る方向でアドバイザーと検討している。まだ最終的には決定していないという。

  ブルームバーグがまとめたデータによると、香港株式市場での現在の青島株の株価に基づくと、カールスバーグの購入額は約12億ドル(約1341億円)相当となる。

  青島ビール株は9日、前日比5.6%高の36.00香港ドルで取引を終了。2015年11月9日以来の高値を更新した。

「最高の機会」

  みずほ証券のアナリスト、ジェレミー・イェオ氏(香港在勤)は「カールスバーグが関心を示したことは、青島が10年間で最高の機会を手にしたことを意味している」と述べた。
  
  アサヒGHの小路明善社長は1月のブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、2割弱を保有する青島ビールの持ち分について、売却の可能性を含め年内に結論を出す考えを示した。「コントロールできない事業はあまり持つ意味がない」とし、少数株主としての出資について見直す方針だ。

  カールスバーグとアサヒはコメントを控えている。

原題:Carlsberg Said to Consider Bid for $1.2 Billion Tsingtao Stake(抜粋)

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