トランプ米大統領が司法長官に指名したジェフ・セッションズ上院議員(共和、アラバマ州)の承認をめぐり、上院共和党はエリザベス・ウォーレン上院議員(民主、マサチューセッツ州)に対し今後一切の審議に加わることを禁じた。ウォーレン議員は1960年代に公民権運動を率いた故マーティン・ルーサー・キング牧師の妻、故コレッタ・スコット・キングさんが1986年にセッションズ氏を非難した書簡を読み上げた。

  コレッタ夫人の書簡はセッションズ氏が連邦裁判事に指名された際のもの。ウォーレン議員は上院で、「政治的な動機に基づく不正投票に関する訴追から、公民権法に反する犯罪行為への無関心さに至るまで、セッションズ氏の連邦検事としての行動は連邦裁判事として必要な気質や公正さ、判断力が欠落していることが示唆される」と読み上げた。

  ウォーレン議員が7日夜に同書簡を読み上げると、マコネル共和党上院院内総務が反対の声を上げ、ウォーレン議員は「委員長から注意を受けているにもかかわらず、アラバマ出身のわれら同志の動機と行為を侵害した」と非難した。ウォーレン議員は委員長
から席に戻るよう命じられたが、これに抗議した。

  その後同議員の議論参加を禁じる議案が採決され、賛成49、反対43で参加禁止が決定した。

原題:GOP Silences Warren as Debate Over Sessions Turns Bitter (1)(抜粋)

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