イランとカタールの石油相は、原油市場の需給バランスを回復するには石油輸出国機構(OPEC)と主要産油国が年後半も減産を実行する必要が生じかねないとの見方を示した。

  カタールのサダ・エネルギー産業相は8日、ドーハで記者会見し、OPEC加盟国と非加盟の産油国が6カ月の減産合意(1月1日施行)を履行していることから、世界の原油供給は減少していると指摘。「判断を下すのは時期尚早」だとした上で、市場が均衡を取り戻すのは7-9月(第3四半期)中になるかもしれないと話した。ブルームバーグ・テレビジョンの取材に対しては、「われわれは(減産合意の)延長を再検討する可能性を今も閉ざしていない。必要ならば延長という選択肢はある」と語った。

  イランの国営ファルス通信によると、イランのザンギャネ石油相は原則としてOPECは今年後半に減産を余儀なくされるとの見方を示した。ザンギャネ石油相はベネズエラ石油相との会談後、この件についてOPECが決定を下すにはもっと調査する必要があると述べた。

原題:OPEC Ministers Don’t Rule Out Rolling Over Oil-Output Cut (1)(抜粋)

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