フランス大統領選挙の候補、ルペン国民戦線(FN)党首の主任経済顧問のベルナール・モノ氏は昨年9月にフランス銀行(中央銀行)のビルロワドガロー総裁と会い、中銀の権限を取り戻して貨幣を発行し、政府支出に充てる計画を説明した。

  会談は同総裁が欧州議会の経済・通貨委員会で証言するためブリュッセルを訪れた際に行われたと、同委員会メンバーでもあるモノ氏が4日のインタビューで明らかにした。フランス銀行に会談について確認を求めたが中銀はコメントを控えた。

  経済運営をフランス政府の手に取り戻しユーロの通貨同盟を離脱するのがルペン氏の政策。中銀の独立性を回復し、福祉や債務返済の資金を確保する考えだ。

  欧州中央銀行(ECB)政策委員会のメンバーでもあるビルロワドガロー仏中銀総裁は2日にBFMテレビとのインタビューでこうした案を却下し、「日々の変動を乗り越える制度と通貨を持つことが重要だ」と語った。  

原題:Le Pen Aide Briefed French Central Banker on Plan to Print Money(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE