中国は人民元相場の安定を図るため1年半で外貨準備の約4分の1を減らた。だがドイツのコメルツ銀行によれば、こうした介入は無益だ。

  中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した1月末の外貨準備高は3兆ドル(約337兆円)を割り込んだ。心理的な節目とされる3兆ドルを下回ったのはほぼ6年ぶりだ。

  主要新興4カ国BRICsの一角、ロシアとブラジルは数年前に外貨準備を使った市場介入を実施。これが自国通貨下落をある程度和らげた可能性はあるが、市場のダイナミクスを変えることはできなかった。

  コメルツ銀の新興市場担当シニアエコノミスト、周浩氏(シンガポール在勤)は7日遅く公表したリポートで、こうしたBRICsの経験は、外貨準備を取り崩した介入でも人民元の長期的な命運にはほとんど影響を与えない可能性が高いことを示していると指摘。「結局のところはファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)が引き続き鍵を握る要因だ」と記した。

原題:Russia Shows Why China Should Just Stop Burning Up Its Reserves(抜粋)

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