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●日本株は反発、円高勢い一服と好決算評価-旭硝子、三菱ケミH大幅高

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  東京株式相場は反発。為替市場で円高の勢いがやや一服したほか、決算内容を好感する買いが株価指数を押し上げた。旭硝子、三菱ケミカルホールディングスなど業績評価銘柄が大きく上げた影響で、ガラスや化学など素材株が上昇。商社株、機械や輸送用機器など輸出株も高い。

  TOPIXの終値は前日比8ポイント(0.5%)高の1524.15、日経平均株価は96円82銭(0.5%)高の1万9007円60銭。日経平均は終値で5営業日ぶりに1万9000円を回復。

  アリアンツ・グローバル・インベスター ズ・ジャパンの寺尾和之最高投資責任者は、「世界景気は回復局面にあり、企業業績は来年度に向け良くなるという認識が根底にある」と指摘。米国の金利が上昇傾向にある中、「1ドル=111円台になっても加速度的に円高が進むような状態ではなく、業績の下振れ懸念は乏しい」と言う。日米首脳会談のリスクも市場はかなり織り込んでいるとし、「リスクが顕在化しなければ、好感される可能性は高い」との見方も示した。

  東証1部33業種はガラス・土石製品や卸売、不動産、ゴム製品、化学、機械、輸送用機器など25業種が上昇。石油・石炭製品や鉱業、建設、情報・通信など8業種は下落。石油や鉱業は、7日のニューヨーク原油先物が1.6%安の1バレル=52.17ドルとほぼ2週ぶり安値を付けたことがマイナス材料になった。

  売買代金上位では三井物産やファナック、SCREENホールディングスが高い半面、17年12月期の営業利益計画が予想を下回ったクラレ、第3四半期は12%の営業減益だったNTTデータは安い。東証1部の売買高は16億4171万株、売買代金は1兆9826億円。値上がり銘柄数は1287、値下がりは585。

●超長期債下落、30年入札警戒やオペ不透明感-日銀は長期買い入れ連発

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  債券市場では超長期債相場が下落した。30年債入札への警戒感に加え、日本銀行の超長期ゾーンの国債買い入れオペ運営に対する不透明感を背景に売りが優勢となった。一方、長期ゾーンの国債買いオペが3回連続で実施されたが、応札倍率は下がらなかった。

  現物債市場の新発20年物国債159回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より一時1ベーシスポイント(bp)高い0.725%を付けた。30年物53回債利回りは0.91%、40年物9回債利回りは1.065%と、いずれも新発として昨年2月以来の高水準を付けた。

  みずほ証券の辻宏樹マーケットアナリストは、「超長期債は30年入札を控えて上値が重い。利回り曲線のスティープ(傾斜)化が進み、利回り水準もいいところにきたが、長期ゾーンほど日銀のスタンスも明確でない」と指摘。一方、長期債のオペは「10年金利を0.1%で抑えたい姿勢は分かった。指し値も含め2兆円超に達し、需給に反映されてくる」との見方を示した。

  長期金利の指標となる新発10年物国債345回債利回りは0.5bp高い0.100%を何度か付けた後、0.095%で推移している。

  長期国債先物市場で中心限月3月物は前日比4銭安の149円62銭で取引開始。午前の日銀金融調節通知を受けて149円73銭まで買われる場面も見られた。午後は前日終値を挟んでもみ合った後、結局は6銭高の149円72銭で引けた。

  日銀はこの日午前の金融調節で、残存期間「1年超3年以下」、「3年超5年以下」、「5年超10年以下」、物価連動債を対象とした国債買い入れオペを実施した。買い入れ額はいずれも前回と同額。「5年超10年以下」は3日以降、4500億円で3回連続の実施となり、3日の指し値オペの落札額7239億円も合わせると、総額2兆700億円程度に達した。応札倍率は2.92倍と、前回の2.90倍からほぼ横ばいだった。

●ドル・円は112円台前半、日米首脳会談控えて上値重い展開続く

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=112円台前半で推移。今週末に日米首脳会談を控える中、米10年国債利回りの低下などを背景に上値の重い展開が続いた。

  午後3時45分現在のドル・円は前日比ほぼ横ばいの112円35銭。朝方に112円54銭までドル高・円安に振れた後、一時112円04銭まで反落する場面が見られた。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%高。

  ソシエテ・ジェネラル銀行東京支店の鈴木恭輔為替資金営業部長は、ドル・円について、「112円50銭をタッチしたタイミングで、輸出企業、実需の売りも出ているのではないか。今朝からそうした実需フローの売りも見えていた。112円に近いところで拾ってレンジでみている人が元々結構多くて、その下値の幅が111円中盤まで広がったのが現状」と説明した。その上で、「日米首脳会談までは様子見、こう着状態が続くだろう」と見込む。

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