7日の米国債は終盤に強弱まちまちの展開となり、5年債と30年債の利回り差は年初来の最大から縮小した。10年債利回りは3週ぶり低水準に下げた。

  ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて約2.39%。1月18日以来の低水準となった。30年債利回りは3bp低下。5年債との利回り差は一時121.4bpと、今年最大幅に拡大した後、117bpに縮小した。

  米財務省はこの日、3年債(240億ドル)を実施。8日には10年債(240億ドル)、9日に30年債(150億ドル)の入札が予定されている。3年債入札での需要が良好だったことが手掛かりとなり、国債利回りは軒並みこの日の低水準に下げた。

  3年債入札結果によると最高落札利回りは1.423%。 ストラテジストらは政治動向を巡る懸念や海外投資家にとって有利な低為替ヘッジコストを背景に好調な入札結果を見込んでいた。

  プライマリー ディーラー(政府証券公認ディーラー)の落札に占める割合は34.7%と、昨年8月以来の低水準。一方、海外の中央銀行を含む間接入札者の落札に占める割合は57.2%と、5月以来の高水準だった。直接入札の割合は8.1%だった。

  この日の利回りはおおむね米国株や原油、ドル・円の相場(米取引時間帯)と連動した。S&P500種株価指数はエネルギー銘柄が下落、ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が続落した。

  償還期限の短い国債を中心に上げ幅が縮小し、この日のイールドカーブが一段とフラット化した。

原題:Treasuries Yield Curve Flattens From 2017 High as Long End Leads(抜粋)

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