米上院本会議は7日、トランプ政権の教育長官に指名されていたベッツィ・デボス氏の人事案を承認した。投票は賛成50、反対50の可否同数となり、上院議長を兼任するペンス副大統領が均衡を破る1票を投じた。閣僚の指名が副大統領の議長決裁票で承認されたのは史上初めて。2人の共和党議員が反対に回った。

  民主党は、デボス氏の指名承認公聴会では、障害を持つ生徒の教育アクセスへの同氏のコミットメントに疑問が生じたほか、公立学校よりも私立学校や宗教機関、チャータースクールを選好する姿勢を同氏が示したとして反対。共和党から反対に回ったスーザン・コリンズ議員(メーン州)とリサ・マカウスキ議員(アラスカ州)はデボス氏が地方の公立学校を十分理解していないと指摘していた。

ベッツィ・デボス氏
ベッツィ・デボス氏
Photographer: Zach Gibson/Bloomberg

  デボス氏は長年の共和党献金者で活動家。政治献金を監視する超党派の団体、センター・フォー・レスポンシブ・ポリティクス(CRP)によると、夫のディック・デボス氏と共に2016年の選挙で共和党の候補に320万ドル(現在の為替レートで約3億6000万円)を寄付した。

原題:Pence Breaks Senate Tie to Confirm Education Nominee DeVos (1)(抜粋)

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