米最大の自動車メーカー、ゼネラル・モーターズ(GM)の2016年通期の利益は過去最高を記録した。在庫増や販売奨励金の積み増し、米市場の低迷で先行きが不安視される中、労務協約に基づきカマロやクルーズなど売れ行きの悪いモデル製造に携わる労働者を削減することで、メアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)がコスト削減を加速させたことが奏功した。

  利幅の大きなスポーツ型多目的車(SUV)が北米で好調なことを主因に、GMは今年の利益が昨年並み、あるいはこれを上回ると見込んでいる。北米市場の調整後利益幅は8.4%と、前年の10%を下回った。

  チャック・スティーブンス最高財務責任者(CFO)はデトロイトで記者団に対し、「2017年も極めて力強い1年となる見通しだ」とし、「乗用車に関しては、引き続き需要と供給を調整するためしっかりと取り組む」と語った。

  16年10-12月(第4四半期)に関しては、コスト削減で純利益は18億ドル(約2020億円)と、アナリスト予想と一致した。調整後ベースの1株利益は1.28ドルに増えた。アナリスト21人の予想平均は1.17ドルだった。売上高は前年同期から約11%増の439億ドルと、予想中央値の412億ドルを上回った。

原題:GM Defies Slower Growth and Trump’s Scrutiny With Bigger Profits(抜粋)

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