ロンドン時間7日午前の外国為替市場で、ポンドがドルに対し2週間ぶり安値を付けた。一方、ドルは主要通貨に対しほぼ全面高となっている。

  ポンド安の背景には、英国が強硬な欧州連合(EU)離脱に向かうという根本的な懸念がある。このためドル上昇局面の中でポンドは売りの主な標的にされ、主要10通貨のうち騰落率が下から2番目。1月の小売売上高が予想外の不振で英経済に変調の兆しが見られたことも、ポンドの下げを悪化させた。

  みずほ銀行(ロンドン)のヘッジファンドセールス責任者、ニール・ジョーンズ氏は、「全般的なドル買いが戻り、これがポンドを押し下げている。これが1つの側面だ」と指摘。「もう1つは政治リスクだ。政治不安を手掛かりに市場は一定のドル買い・ポンド売りを志向しているというのが私の認識だ。7日未明に発表された小売売上高も極めて期待外れだった。ポンドは現時点でちょっとした二重苦にあえいでいる」と語った。

  ロンドン時間午前9時26分(日本時間午後6時26分)現在、ポンドの対ドル相場は前日比0.9%安の1.2354ドル。一時は1.2347ドルと、先月23日以来の安値に沈んだ。

原題:Pound Falls Victim to Dollar Rally Amid Brexit, Economic Concern(抜粋)

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