米投資会社KKR傘下のヘッジファンド部門プリズマと、パシフィック・オルタナティブ・アセット・マネジメント(PAAMCO)を統合する当事者間の合意が成立した。新会社の運用資産額は約340億ドル(約3兆8000億円)に達し、世界最大級のヘッジファンド投資会社となる。

  6日の発表によると、統合後の新会社「PAAMCOプリズマ・ホールディングス」の株式は社員が60%、KKRが残りの40%を保有する。KKRの共同創業者であるヘンリー・クラビス、ジョージ・ ロバーツ両氏は発表資料で、「われわれは業界をリードする2社を統合し、さらに強力なリキッドオルタナティブ投資会社を誕生させる」と説明した。統合は4-6月(第2四半期)の手続き完了を目指す。

  PAAMCOとプリズマは、それぞれが選定する外部の複数のヘッジファンドに顧客の資金を投資するファンド・オブ・ファンズだが、今回の統合によって、米投資会社ブラックストーン・グループが支配的地位を占める業界ランキングの上位に躍り出る。同社の昨年末時点の運用資産額は711億ドル。

  KKRプリズマの共同創業者で、新会社の共同最高経営責任者(CEO)に就任するギリッシュ・レディ氏は6日の電話インタビューで、「業界の再編が進む中で、顧客は今よりも広範なソリューションに期待し、どのような形で金融商品の統合や手数料引き下げが可能なのかといったファンド・オブ・ファンズの先に目を向けている」と分析した。

原題:KKR to Combine Prisma With Paamco to Create $34 Billion Firm (1)(抜粋)

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