ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が欧州での活動を大幅に低下しつつある。同紙を発行する米ダウ・ジョーンズ(DJ)による欧州大陸における削減プログラムの最新の動きだと、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  ルパート・マードック氏率いるニューズ・コーポレーション傘下のDJは先週、組織再編を開始し、その一環としてブダペストとマドリード、ワルシャワの支局を閉鎖または縮小すると、複数の関係者が匿名を条件に語った。関係者の1人によると、同社は各支局のニュースワイヤ事業をスペインのバルセロナに移すことを検討している。他の支局もレイオフや閉鎖の影響を受ける可能性があると複数の関係者が指摘した。

  関係者によれば、DJの3カ年計画「WSJ2020」の下で一段の人員削減が計画されている。先週、同社は欧州とアジアでの従業員削減について認めたが、詳細については明らかにせず、電子メールで「当社は今後も同地域を精力的にカバーしていく」と回答していた。

  DJの広報担当者はコメントを控えた。ブルームバーグ・ニュースの親会社であるブルームバーグ・エル・ピーは、金融ニュース・サービスの提供でニューズ・コーポレーションおよびWSJと競合している。

原題:Wall Street Journal Said to Close or Scale Back European Bureaus(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE