フランスの銀行、BNPパリバの昨年10-12月(第4四半期)決算では、利益がアナリスト予想を下回った。国内の消費者向け銀行部門の減益が響いた。同行はコスト削減と技術投資拡大を盛り込んだ複数年の計画を同時に発表した。

  7日の発表資料によると、純利益は14億4000万ユーロ(約1730億円)。前年同期比で倍増したが、ブルームバーグが調査したアナリスト7人の予想平均16億3000万ユーロに届かなかった。同行は配当を1株当たり2.70ユーロに引き上げた。

  BNPパリバなど欧州の銀行にとって、過去最低の金利や緩慢な経済成長が消費者向け銀行部門の利益の妨げとなっている。BNPは今後3年でデジタルバンキングサービス改善と自動化推進に30億ユーロを投資し、銀行全体で34億ユーロのコスト圧縮を目指す方針を明らかにした。

  仏消費者向け銀行部門の利益は前年同期比36%減の1億7700万ユーロ。貸倒損失が増えた。一方、コーポレート・インスティテューショナルバンキング(CIB)部門は8%の増収となり、税引き前利益は51%増加した。債券・為替・商品業務の収入は23%増の8億3800万ユーロ。ブルームバーグ・ニュースが集計した3件の予想の平均(9億3900万ユーロ)を下回った。株式とプライムサービス業務は20%の増収だった。

原題:BNP Paribas Posts Profit That Misses Estimates, Plans Cost Cuts(抜粋)

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