腰痛改善サービスに投資、高齢者転倒予防に応用-キャピタルメディカ

高齢者施設や病院の運営を手がけるキャピタルメディカは、投資子会社を通じて腰痛改善サービス「リゲイン」に出資する。新興企業には確保が難しい介護・医療施設を提供し、高齢化の進行で成長市場として期待されるヘルスケア関連サービスの開発を支援する。

  11月に設立された投資子会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ(CV)の青木武士代表取締役が明らかにした。リゲインは、携帯アプリを通じて腰痛改善のアドバイスを提供するサービスがフジクラやDeNAに導入されており、今回はキャピタルメディカと共同で高齢者の転倒予防サービスへの応用を進める。

  キャピタルメディカは病院や高齢者施設を運営しており、青木氏は、ベンチャー企業が研究開発のために介護・医療施設に協力を要請しても「普通なら許可を取るのに1カ月はかかるが、われわれの施設なら翌日にでもアクセスできる」と述べた。今後の投資先としては、医療事務の遠隔支援や口腔内ケア、人材管理に関心があるという。

  今回の出資は初の投資案件。現在は自己資金のみだが、将来はファンド立ち上げなどで外部の投資家を呼び込むことも検討している。親会社のキャピタルメディカは、アジアでの病院事業で提携する双日から14年に7%の出資を受けた。08年にはコンタクトレンズ製造販売のヤマト樹脂光学から全事業を取得、同事業は昨年12月にシンシア社として東証マザーズに上場した。

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