6日の米国債は上昇。10年債利回りは約2週ぶり低水準に落ち込んだ。この日はフランス大統領選に伴うリスクを手掛かりにユーロ圏加盟国内で国債利回り差が拡大したほか、欧州株が下落した。

  ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 低下して2.408%。50日移動平均の2.445%を下回った。この日は一時6.1bp下げた。独10年債利回りは4.1bp低下して0.37%。仏10年債利回りは16カ月ぶりの高水準をつけた。フランス大統領選挙で、最有力候補とみられていた共和党候補のフィヨン元首相がスキャンダルで窮地に立たされる中、極右政党である国民戦線(FN)のルペン党首が優勢になるとの懸念が広がった。

  仏10年債利回りの上昇に伴い、米仏10年債利回り差は130bp未満と、昨年7月以来の最小に縮小した。一方、独仏債利回り差は一時77bpと、2012年11月以来の最大に拡大した。

  米5年債と30年債の利回り差は3日連続で拡大した。今週は米財務省による四半期定例入札が始まる。まず7日に3年債(240億ドル)の入札が行われ、8日に10年債(230億ドル)、9日に30年債(150億ドル)が予定されている。

原題:Treasuries Rise Following European Debt on French Election Risk(抜粋)

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