ドイツのメルケル首相率いる与党勢力が、2010年以降で初めて支持率で主要ライバル政党の社会民主党(SPD)を下回った。9月の総選挙で4期目を目指す首相だが、行方は混沌(こんとん)としてきた。

  6日は首相の母体であるキリスト教民主同盟(CDU)の姉妹政党・キリスト教社会同盟(CSU)がCDUとあらためて団結し、メルケル氏を首相候補として承認。一方、首相はSPDへの支持が急速に伸びていることを認めた。SPDは1月にシュルツ前欧州議会議長を首相候補に擁立すると決定して以来、支持率上昇が続く。

  ビルト紙が6日掲載したINSAの調査によると、SPDの支持率は4ポイント伸びて31%。ここ2週間で10ポイント上昇したことになる。これに対しCDU-CSUの支持率は3ポイント低下して30%となった。

  この調査は2月3ー6日にかけ、2042人を対象に総選挙が現段階で実施された場合に投票する政党を尋ねた。SPDの総選挙勝利を示唆した全国規模の世論調査はこれが初めて。

原題:Merkel Falls Behind Social Democrats for First Time Since 2010(抜粋)

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