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●日本株は続伸、米金融規制の緩和と雇用改善を好感-円高推移が重しに

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  東京株式相場は続伸。米国の金融規制緩和や雇用者数の増加が好感され、銀行など金融株が高く、輸送用機器や商社、海運株など景気敏感セクターの一角も堅調だった。三菱UFJフィナンシャル・グループやヤフーなど決算評価銘柄も買われた。

  TOPIXの終値は前週末比5.43ポイント(0.4%)高の1520.42、日経平均株価は58円51銭(0.3%)高の1万8976円71銭。

  アライアンス・バーンスタインの村上尚己マーケット・ストラテジストは、「米雇用の伸び自体は極めて順調。賃金の伸びは鈍いものの、経済指標は総じて改善が続いている」と評価。大きな流れとしてのドル高という方向性は変わらず、「景気回復による企業業績も改善が続いており、日本株が割高とは思えない」と話した。

  東証1部33業種は水産・農林や金属製品、銀行、情報・通信、海運、ガラス・土石製品など24業種が上昇。その他製品や繊維、食料品、陸運など9業種は下落。東証1部の売買高は17億9766万株、売買代金は2兆1808億円。値上がり銘柄数は1132、値下がりは728。

  売買代金上位では、17年3月期の営業利益計画を増額したイビデンが急騰。第3四半期に営業増益を達成したLIXILグループも高い。半面、4ー12月期営業利益が前年同期比15%減だったシスメックス、第3四半期営業益が市場予想を下回ったヤマハは安い。午前に発表した9カ月営業利益が2割を超す減益の帝人も売られた。

●債券下落、超長期債の日銀サポート不透明で売り優勢-長期金利0.10%

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  債券相場は下落。日本銀行がこの日の金融調節で超長期ゾーンの国債買い入れ額を前回から据え置いたことや、30年債入札に対する警戒感から売り優勢の展開となった。

  長期国債先物市場で中心限月3月物は前週末比2銭高の149円78銭で開始し、149円82銭まで上昇した。午前10時10分の長期国債買い入れオペ通知後に23銭安の149円53銭まで下落した。横ばいまで戻す場面もあったが上値が重く、午後は再び軟化。結局21銭安の149円55銭と、この日の安値圏で引けた。

  パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長は、「今日のオペで超長期の増額がなかったので、同ゾーンは放置かという疑念がある」と指摘。「明日の10年物価連動債の入札に向けて価格を押し下げる動きもみられる」と言う。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の345回債利回りは、日本相互証券が公表した前週末午後3時時点の参照値と比べて0.5ベーシスポイント(bp)低い0.09%で寄り付いた後、0.10%まで売られた。

  超長期債が安い。新発20年物の159回債利回りは一時3.5bp高い0.72%、新発30年物の53回債利回りは3.5bp高い0.90%まで上昇した。新発40年物の9回債利回りは4.5bp高い1.055%を付けている。

●ドルは112円半ば、米早期利上げ観測後退や日米首脳会談控え上値重い

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=112円台半ばでもみ合い。前週末発表の米雇用統計で平均時給の伸びが鈍化したことを受けて早期利上げ観測が後退したほか、10日の日米首脳会談を控えて慎重姿勢も強く、上値が重い展開となった。

  午後3時28分現在のドル・円は前週末比0.1%安の112円55銭程度。朝方に付けた112円71銭から一時112円23銭までドル安・円高が進む場面があった。午後は112円台半ばに値を戻している。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数はほぼ横ばいの1231.22。

  三井住友信託銀行マーケット金融ビジネスユニット為替セールスチームの西田朋広主任調査役は、ドル・円について、「朝方は仲値がドル売りだったことや円金利が上昇していたこともあって、下値をうかがう動きが強まった」と説明。ただ、「日米首脳会談を控えていることもあって様子見になりやすい。午後に入り、112円半ば前後まで戻しているが、基本的には112円割れがなかったということで、買い戻しの動きではないか。首脳会談への警戒が上値を抑えていることもあり、このまま112円ちょうどから113円50銭程度の狭いレンジ相場が続きそう」と語った。

  ユーロ・ドル相場は同時刻現在、0.1%安の1ユーロ=1.0773ドル。朝方には一時1.0802ドルまでユーロ高・ドル安に振れる場面があった。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は6日、欧州議会で演説する予定。

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