高級宝飾品の米ティファニーは5日、フレデリック・キュメナル最高経営責任者(CEO)の退任を発表した。同社取締役会は最近の業績に失望していた。ティファニーは5日開催の第51回スーパーボウルから新たな広告キャンペーンに着手する予定で、スーパーボウルでのテレビ広告放映は同社初。

  同社の発表資料によれば、2015年4月からCEO職にあったキュメナル氏(57)の退任に伴い、マイケル・コワルスキー会長が暫定的にCEOを兼務する。コワルスキー氏はキュメナル氏の前任のCEO。年末商戦の販売不振に加え、3週間前に同社のトップデザイナーだったフランチェスカ・アムフィテアトロフ氏が退社したことで、同社の株価は下げていた。

  キュメナルCEO率いるティファニーは観光客支出の減少と、ドル高の逆風に見舞われた。年末商戦では欧州と米州の販売不振が響いた。さらに、ニューヨークの旗艦店に隣接するトランプタワーの警備強化により、同店舗の客足が鈍ったことも痛手となった。

原題:Tiffany Abruptly Drops CEO Just Before First-Ever Super Bowl Ad(抜粋)

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