3日の米国債相場は小幅高。1月の雇用統計で賃金の伸びが市場予想を下回ったことに反応した。午後にはサンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁が、早ければ3月に利上げする何らかの論拠はあるとの認識を示したことに反応し、下げに転じる場面もあった。

  ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.47%。

  朝方発表された1月の米雇用統計によると、非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比22万7000人増加。前月は15万7000人の増加だった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は18万人の増加。

  平均時給は前年同月比で2.5%増(市場予想2.7%増)と、昨年8月以来で最も小幅な伸びにとどまった。前月比は0.1%増で、12月の0.2%増から伸びが鈍化した。

  ウィリアムズ総裁はこの日、サンフランシスコでのブルームバーグ・ニュースとのインタビューで「今後入手するデータが私の見方と一致すれば、3月利上げが理にかなう何らかの論拠を得る可能性はある。利上げを3回するのであれば、どこかの時点で実施する必要がある」と述べた。

  来週は国債入札が予定されており、利回りには上振れ圧力がかかる可能性がある。財務省は7日に3年債(発行額230億ドル)、8日に10年債(同240億ドル)、9日に30年債(同150億ドル)の入札を実施する。

原題:U.S. Stocks Jump on Bank Rise; Dollar Slips on Jobs: Market Wrap(抜粋)
原題:Treasuries Erase Gains Spurred by Weak Wage Growth(抜粋)
原題:Payrolls in U.S. Increase 227,000 While Wage Growth Weakens (1)(抜粋)

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