アリアンツの主任経済顧問を務めるモハメド・エラリアン氏は、低調な賃金の伸びを受けて米金融当局がいま一度利上げを思いとどまる可能性があると語った。議員にも、より多くの市民が景気拡大の恩恵を確実に受けられるよう圧力が増すだろうとの見方を示した。

  エラリアン氏は3日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、この日発表された米雇用統計の賃金の数字を「期待外れ」と表現し、「3月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが決まる可能性はこれで低下した」と指摘。「賃金の伸びを高める構造的な政策に、いっそう大きな注目が集まることになる」と続けた。

  トランプ大統領の通商政策については、「数十年を経た後で貿易協定を見直すのは常に正しい。思慮深い人間ならそうするだろう。ただ、長期にわたる通商関係を破壊することには慎重になる必要があろう」と注意を促した。

原題:El-Erian Says Disappointing Wage Figure Cuts Chance of Fed Hike(抜粋)

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