米国はイランの弾道ミサイル発射実験に抗議し、同国に対して追加制裁を科した。イランはこれに対し、同様の措置で対抗する意向を表明した。

  3日発表の声明によると、米財務省は個人13人および12団体を追加制裁の対象に指定。いずれもミサイル実験やイランの革命防衛隊への支持、あるいはテロとの関連が指摘されている。制裁対象となった12団体にはテヘランやアラブ首長国連邦(UAE)、レバノン、中国に本社を置く企業が含まれる。

  これに対して、イラン外務省は「地域の過激テロリスト集団の組成や支援に関与したり、地域での無防備な人々の殺害や弾圧に手を貸したりした米国の個人や企業に対して措置を講じる」と、国営イスラム共和国通信を通じて発表した。同省は制裁対象を今後明らかにするとしている。

  今回の対イラン制裁は、米ボーイングが昨年12月に結んだ国営イラン航空に航空機80機を販売する契約には影響しないと、トランプ政権当局者が匿名を条件に記者団に説明した。

  これより先、トランプ米大統領は「イランは火遊びをしている。イランはオバマ大統領が同国に対してどんなに『親切』だったかを理解していない。私は(オバマ大統領とは)違う!」と、ツイッターに投稿していた。

原題:Trump Imposes New Sanctions on Iran as Tehran Vows to Retaliate(抜粋)

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