英国の欧州連合(EU)離脱に伴い、同国の金融サービス業界から1万人程度がドイツのフランクフルトに移動すると、ロビー団体のフランクフルト・マイン・ファイナンス(FMF)は予想している。同団体によれば、こうした動きは向こう数週間に始まる可能性がある。

  FMFのマネジングディレクター、フベルトゥス・バート氏は2日、ロンドンでの会議で「ユーロ圏でサービスを提供するには、域内のフランクフルトに拠点を置く必要がある」として、フランクフルトが「最も恩恵を受ける」と述べた。

  独連邦金融監督庁(BaFin)は今週、英EU離脱によりドイツに業務を移転させる銀行の大半に最長2年間、資本要件達成のためのモデルを現行のまま継続できる提案を行ったと、事情に詳しい関係者は話した。BaFinは1月30日、規制に関する質問に答えるため、外銀の代表者約50人と非公開会合を持った。英EU離脱後にフランクフルトを新たなEU中核拠点として検討中の銀行には、シティグループやゴールドマン・サックス・グループ、UBSグループなどが含まれるもよう。

原題:Frankfurt Lobby Group Sees 10,000 U.K. Bankers Moving on Brexit(抜粋)

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