中国人民銀行(中央銀行)は3日、資金供給オペの金利を引き上げた。過去の刺激策で景気が安定したことを受け、人民銀が資産価格やインフレ抑制に軸足を移す中、金融政策の引き締めに向けた新たな一歩となる。

  ウェブサイトに掲載された声明によると、人民銀は7日物と14日物、28日物リバースレポの利率をそれぞれ10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き上げた。引き上げ後の利率は7日物が2.35%、14日物が2.5%、28日物が2.65%となる。7日物と14日物リバースレポの利率上げは2013年以来、28日物リバースレポの利率引き上げは15年以来となる。

  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の大中華圏担当チーフエコノミスト、楊宇霆氏(香港在勤)は、「春節連休明け最初の営業日での利率引き上げは新たな姿勢を示唆している」と分析。「人民銀は決してそれを明らかにしないが、7日物リバースレポの利率は非公式な政策金利であり、銀行間金利にとって重要な基準になる」と指摘した。

原題:China Tightens Monetary Policy by Raising Money Market Rates(抜粋)

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