米政府はイランのテロ支援とミサイル試射を受けて同国への新たな制裁措置を3日にも実施する見通しだ。トランプ政権の計画に詳しい関係者2人が明らかにした。

  フリン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は1日、イランの行動について、2015年の核合意後に採択された国連安全保障理事会の決議を「無視」するものだと非難。フリン補佐官とトランプ大統領はいずれも、イランによる先週末の弾道ミサイル発射実験を受け、同国に対抗措置を警告する方針を表明していた。

  同関係者によると、イランによる弾道ミサイル発射実験に関係する行動について制裁対象となる団体数は最高で17に上り、テロ関連行為でさらに7、8団体が制裁を受ける可能性がある。これらの団体は既存の大統領令に基づき対象に指定される。関係者は制裁の発表前だとして匿名を条件に明らかにした。

  同関係者によれば、今回の制裁はイランの核開発プログラムを標的にしていない。また、イランが核兵器開発をしないという約束と引き換えに、同国への制裁を緩和するオバマ政権下で結ばれた合意に直接影響することはないという。

  関係者1人によると、制裁はここしばらく検討されていたが、最近のミサイル発射実験を受けて検討プロセスが加速した。ホワイトハウスの報道官はコメントを控えた。国務省や財務省の当局者に取材を試みたが返答はない。

  タスニム通信によれば、イランのデフガン国防軍需相は1日、今回のミサイル実験について既存の国防プログラムの一環だと説明。イランは米国に対し過剰反応しないよう求めていた。

原題:U.S. Said to Plan New Sanctions on Iran After Missile Test (1)(抜粋)

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