米高級衣料品ラルフローレンは2日、ステファン・ラーソン最高経営責任者(CEO)が退社すると発表した。同氏と創業者のラルフ・ローレン氏の間にクリエーティブ面での対立があったと説明している。これを受け、同社株は急落した。

  同社の2日の発表資料によると、ラーソン氏(42)は5月1日にラルフローレンを在籍2年足らずで退社する。同氏は以前、米ギャップの低価格ブランド「オールドネイビー」社長を務めていた。ラーソン氏は退職金1000万ドル(約11億2800万円)を受け取るほか、向こう2年間医療保険の給付を受ける。

  ラルフ・ローレン氏(77)は、事業のクリエーティブ面の方向性をめぐり、同氏とラーソン氏の間で最終的に意見が一致しなかったとの見方を示した。

ステファン・ラーソン氏とラルフ・ローレン氏
ステファン・ラーソン氏とラルフ・ローレン氏
Photographer: Jason DeCrow/AP Photo

  ローレン氏は発表資料で、「われわれは共に進展の必要性を認識しているが、事業のクリエ-ティブ面や消費者向けの部分をどう進展させるかをめぐり意見が異なっていたことが分かった」とし、「何度もお互いおよび取締役会との会話を重ねた後、われわれは別々の道を進むことで合意した」と説明した。

  この突然のCEO退社を受け、ラルフローレン株は2日のニューヨーク市場で前日比12%安の76.61ドルと、1年ぶりの大幅な下げで終了した。ラーソン氏の事業立て直し計画に対する投資家の不安が続く中で、同社株はすでにここ1年で22%下落していた。

原題:Ralph Lauren CEO Leaving After Creative Clash With Founder (2)(抜粋)
Ralph Lauren’s ’80s Empire Struggles to Adapt to Modern Fashion (抜粋)

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