ドイツ銀行のジョン・クライアン最高経営責任者(CEO)は、コスト削減と法的問題の解決で2017年の黒字復帰を目指す。同CEOは2日、決算発表後の電話会議で「膨大な困難を過去のものにした」とし、「今年は黒字になると予想している」と語った。

ドイツ銀10-12月:債券トレーディング収入は予想に届かず

John Cryan on Feb. 2.
John Cryan on Feb. 2.
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

  クライアンCEOは債券トレーディング事業の縮小や過去の不祥事に絡むコスト負担で低下した資本水準の回復に取り組んでいる。ここ2カ月に米国での住宅ローン担保証券販売とロシア事業に関連したコンプライアンス(法令順守)不備について、合わせて約80億ドル(約9000億円)の支払いに合意した。

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  2017年が黒字になれば14年以来となる。15、16両年では計80億ユーロ(約9700億円)余りの赤字を計上した。「まだ全てが終わってはいないと強調しておかなければならないが、非常に大きく前進はした」とクライアンCEOは述べた。

原題:Deutsche Bank CEO Cryan Expects Lender to Be Profitable in 2017(抜粋)

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