米アップルはニューヨーク、マンハッタンの5番街にあるアップルストアを倍以上の広さに拡張する。トランプ・タワー周辺の交通渋滞と過去1年間の高い空室率に悩んだ商店街の活性化をもたらすと期待されている。

  巨大なガラスキューブで知られる5番街のアップルストアは、7万7000平方フィート(約7150平方メートル)に拡張される予定。現在の広さは約3万2000平方フィート。同ストアが入居する5番街767番地のゼネラル・モーターズ(GM)ビルの共同オーナー企業、ボストン・プロパティーズのダグラス・リンデ社長が1日行われた同社決算に関する電話会議で明らかにした。同ビルの店舗向け空きスペースを埋める努力をしてきた同社長は、「1年以上われわれが謎のテナントとしてきた」のはアップルだったと明かした。

  世界最高級のショッピング街の一つであるマンハッタンの5番街は、オーナーが求めるテナント料の高さが小売業者に敬遠され、記録的な空き店舗スペースに悩んできた。さらにわずか2ブロック南にトランプタワーがあるため近隣は交通規制の対象となり、警察が歩行者の自由な通行を制限した。

  リンデ社長によると、アップルはすでに隣の仮店舗に移転済みで、来年後半に改装工事が終了するのを待って元の場所に戻る。仮店舗跡にはスポーツメーカーのアンダーアーマーが入居する。

  アップルの広報担当ニック・リーヒー氏は、より広いスペースで顧客が新たなサービスと体験を味わえる「信じられないほどの」新装店舗になると楽しみにしていると述べた。

原題:Apple to Expand Iconic NYC ‘Cube’ Store in Lift for Fifth Avenue(抜粋)

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