米電気自動車メーカー、テスラは昨年後半からカリフォルニア州の公道で4台の自律運転車の走行試験を始めた。2017年末までに道路上でロサンゼルスからニューヨークまで自律走行を実演すると公約しているイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)にとって節目となる。

  カリフォルニア州自動車局は1日、テスラが提出した16年の最新のリポートを公表。その中で、同社は4台の自律運転車が昨年10、11月にカリフォルニア州の公道で計550マイル(約885キロメートル)走行したと報告。事故の回避や技術的な問題への対応で人間の運転手が主導権を握る必要がある「機能解除」や出来事が182件あったと説明した。機能解除の頻度は自律走行マイル当たり0.33件となる。テスラは「緊急事態や事故、衝突はなかった」とも明らかにした。15年のリポートでは報告すべき機能解除はなかったとしていた。

  カリフォルニア州で自律運転車の試験許可を得ているテスラなど企業には、機能解除の回数を毎年開示することが義務付けられている。ダイムラー傘下のメルセデス・ベンツやアルファベットのウェイモ、ゼネラル・モーターズ(GM)のクルーズなど11社が16年のリポートを提出。ホンダと独フォルクスワーゲンは同期間にカリフォルニア州で自律運転車の操作はなかったと報告した。

原題:Tesla Is Testing Self-Driving Cars on California Roads (1)(抜粋)

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