世界最大のソーシャルメディア企業である米フェイスブックの10-12月(第4四半期)決算は、予想を上回る増収となった。携帯電話端末経由で消費者に売り込む広告主の動きが続いていることが追い風となった。

  1日の発表資料によると、10-12月期の売上高は51%増の88億1000万ドル(約9980億円)と、アナリスト予想平均の85億1000万ドルを上回った。月間のアクティブユーザー数(MAU)は前年比17%増の18億6000万人。1日当たりのアクティブユーザー数(DAU)は12億3000万人、スマートフォン経由でフェイスブックにアクセスする利用者は17億4000万人となった。

  フェイスブックは、モバイル端末経由の広告市場でアルファベット傘下のグーグルに次ぐ2位の地位を固めている。同社は昨年、利用者が6億人を超える写真共有サービスのインスタグラムに電子商取引ツールを追加したほか、動画広告を拡大している。

  ピボタル・リサーチ・グループのアナリスト、ブライアン・ウィーザー氏は、フェイスブックとグーグルは人々が時間を費やす先としてあまりにも比重が大きくなり、「フェイスブックの広告を利用すれば、広告主がその目標を達成できるようになっている」と指摘した。

  フェイスブックによると、10-12月期のモバイル広告は広告収入全体の約84%を占めた。

  一部項目を除く1株利益は1.41ドル。ブルームバーグ集計のアナリスト予想平均は1.31ドルだった。決算発表を受け、フェイスブックの株価は時間外取引で一時3.6%高となった。通常取引終値は133.23ドル。

  デービッド・ウェーナー最高財務責任者(CFO)はインタビューで、「実質的には見通しに変更はない。長期的に事業を成長させるため引き続き積極的に投資する」と語った。

原題:Facebook Sales Top Estimates on Gains in Mobile Advertising (1)(抜粋)

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