英国の製造業は今年の年明けに記録的なペースでのコスト上昇に直面した。インフレ上昇圧力の強まりを示唆しており、今年の英経済を圧迫する恐れがある。

  IHSマークイットと英国購買部協会(CIPS)が1日発表した1月の製造業購買担当者指数(PMI)は55.9と、業況の拡大と縮小の分かれ目とされる50を優に上回った。総合指数を構成する生産指数がほぼ3年ぶりの高水準に上った一方、仕入価格指数は1992年の統計開始以降で最高に達した。

  仕入価格の急騰は欧州連合(EU)離脱選択以来のポンド安と、プラスチックや鉄鋼などの原材料と石油の価格上昇を反映している。これが経済全体に浸透すれば家計が圧迫され、過去数年にわたり経済成長のけん引役を果たしてきた個人消費が冷え込む恐れがある。

  英製造業のロビー団体であるEEFはこのリスクを強調。業界全体に価格上昇圧力がかかっている「証拠は積み上がりつつある」と指摘した。

原題:U.K. Inflation Risk Mounts on Record Surge in Factory Costs (1)(抜粋)

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