英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)のハワード・デービーズ会長は、英国の欧州連合(EU)離脱後にダブリンを欧州事業向けの拠点にし、国内から数十人の従業員を他拠点に配置転換することを余儀なくされるだろうとの考えを示した。

Howard Davies, chairman of Royal Bank of Scotland NV (RBS), pauses during a Bloomberg Television interview in London.
Howard Davies, chairman of Royal Bank of Scotland NV (RBS), pauses during a Bloomberg Television interview in London.
Photographer: Jason Alden/Bloomberg

  デービーズ会長は1日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「当行に関して言えば問題を抱えていない。アルスター銀行という形態でユーロ圏に銀行を所有しているためだ」と発言。「恐らく一部従業員を移動する必要があるだろうが数十人単位での話で、他行が論じているような規模ではない」と続けた。

  メイ首相がEU単一市場から撤退することを示唆して以来、世界的な銀行は人員移動やEU内に拠点を構える計画を明らかにし始めている。英銀ではバークレイズがダブリンに約150人を移動し、ロイズ・バンキング・グループがフランクフルトに人員を配置する可能性を示しているが、数千人単位での人員配置を示唆している英国外の銀行よりも影響は小さいもようだ。

  アイルランドのマーフィー金融サービス担当相は1日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、英EU離脱に関連した移転先としてダブリンを前向きに検討している銀行が増えていると指摘。これまでに100件余りの問い合わせを企業から受けたことを明らかにした。

原題:RBS to Move ‘Tens’ of Staff After Brexit, Chairman Davies Says(抜粋)

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