ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)は排ガス不正をめぐり12億ドル(約1360億円)を支払うことに合意した。今回合意したのは不正ソフトウエアが搭載された排気量の大きいエンジンのモデルが対象で、排ガス不正スキャンダルに絡むVWの費用はまた膨らんだ。

  VWの発表によると、同社は排気量3000ccのディーゼルエンジンを搭載した約7万8000台の所有者および米連邦取引委員会(FTC)と和解を成立させた。これで北米での制裁金、該当車の買い取り、修理を含めた総費用は230億ドルを超えた。サンフランシスコ連邦裁判所の文書では、今回の合意はVW「トゥアレグ」、アウディの数モデル、ポルシェ「カイエン」に適用され、現金での補償に加え該当車の買い取りか修理をVWに義務づけている。

  一方、自動車部品メーカーのロバート・ボッシュも1990年代後半からVWの排ガス不正技術の開発に寄与していたとの疑惑を決着させるため、3億2750万ドルを支払うことに合意した。

原題:VW Reaches $1.2 Billion Settlement Over Audi, Porsche Diesels(抜粋)

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