ロシアはここ20年で最長のリセッション(景気後退)からの脱却に近付いている。原油価格の安定を背景に鉱業が持ち直し、農業、製造業も安定しつつある。

  ロシア連邦統計局が1日発表した2016年の国内総生産(GDP)は前年比0.2%減となった。ブルームバーグがまとめたアナリスト15人の予想中央値は0.5%減だった。ロシア経済発展省の推計値は0.6%減だった。15年は2.8%減に改定された。

  INGグループのロシア担当エコノミスト、ドミトリー・ポレボイ氏(モスクワ在勤)は統計発表前、「とりわけ2016年初めの悲観的な見通しを考慮すると、経済動向は素晴らしい」とし、「内需縮小が和らいでおり、産業はやや成長している」と語った。
  
  シュワロフ第1副首相は先月のインタビューで、今年は「1-1.5%の成長を見込める。順調に行けば、2%も可能だろう」との見方を示していた。今年の政府GDP公式予想は0.6%増。
  

原題:Russia Nears End of Recession as GDP Shrinks Less Than Forecast(抜粋)

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