ユーロ圏では1月に製造業の活動拡大ペース が加速し、約6年ぶりの高水準に達した。受注も堅調で、基調的な物価 上昇圧力が高まっている状況を示唆した。

IHSマークイットが1日発表した1月のユーロ圏製造業購買担当 者指数(PMI)改定値は55.2。速報値の55.1から上方修正され、昨 年12月の54.9を上回った。同指数は50が活動拡大・縮小の分かれ目を示 す。ユーロ安と商品高が仕入れ価格を押し上げた一方、需要増で出荷価 格は約5年半ぶりの高い伸びとなった。

マークイットのチーフエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は 「需要が供給を上回っている兆候があり、コアインフレの上昇圧力が暫 定的に高まっている」ことを示唆していると指摘。「製造業活動の現在 の拡大とそれに関連した価格上昇が持続すれば、欧州中央銀行 (ECB)の語調はよりタカ派的になる公算が大きい」と語った。

製造業活動はオーストリアとオランダ、ドイツでとりわけ堅調だっ た。フランスで勢いが増した一方、ギリシャの縮小は悪化した。

原題:Euro-Area Manufacturing Picks Up as Demand Drives Prices Higher(抜粋)

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